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9-3、<エッセイ集>歌は、世に連れ

2019年10月26日 10:00

◆2008/05/24・「 音楽 と 楽譜 」

1988年に、作品集4/歌集「空にあこがれ」を製作してから、楽譜を書かなくなった。
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楽譜を書いても、唄うたびに違うのだ。楽譜より音楽の方が、勿論先である筈なのに、楽譜を書くと楽譜の方が力を持つから、不思議だ。「楽譜と違うやんか?」「創った時は、そうだったけど・・・」「今、唄ってるのが正しい!」と、開き直ることも度々。

音楽はアナログで楽譜はデジタルだから、楽譜を書いて見て解かる、楽譜の表現力のあやふやさに気付かされるから・・・楽譜至上主義の方に出会うと滑稽にも見えた。随分進化はしたが、PCの打ち込み音楽には、何だか心が感じられないものね。明らかに素晴らしい歌も、カラオケ機材の採点では微妙なように!。昔々、録音技術やメディア(CD/MD/等)が無い頃の楽譜の発明は、音楽を伝えるための画期的な出来事で、とても便利なものだったのだろう!。楽譜の奥にある作者の「思い」を、どれだけ感じて表現出来るかが、大切だね。生演奏なのだから・・・その時のKeyで、唄いたい速さで、時には途中からもっと速く・・・言葉やその場の空気から感じるままに唄おう!そう思い始めて、音楽がもっと楽しくなった。

クラッシックの演奏家に聞いた話だが、楽譜上に書かれているから、理論的に変な音だけど演奏すべきだ!。あれは、インクが落ちた跡だから、演奏しない!。今でも、二通りの演奏者が居るとか・・・・?。
又、ピアノの発表会等は、みんな同じ楽譜を見て演奏しているのに、伝わってくる音と伝わって来ない音がある。楽譜に表現されていない部分に、音楽があるように感じられた。その経験から、自分が唄う時には出来るだけ「暗譜」を心がけた。楽譜が有ると、どうしても目で演奏するようで・・・。目は「心の窓」と言われるが、心では無い。「恥」耳には心が有ることを見つけた時、より確信した。そう言えば、演歌もロックのミュージシャン達も楽譜は見ていないよね。そう思い始めて、聴こえて来る音で心が楽になった。

それからの創作は、歌詞カードに主要コードのみを書いた、簡単なものに・・・。ただ、暫く唄わないと、全然別のメロディーになることも・・・・。それも「フォーク」ならでわで、ぜんぜん許されるような気がする・・・。

誰かが語っていた、除夜の鐘の108つの同じ音の繰り返しで、その音と音の間に日本人の心があるのだ・・とか?。
何より、心を大切に音楽と向き合いたいね。

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