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9-1、<エッセイ集>ギターと共に

2023年08月09日 06:00

◆1981~1997・「ギターに感情を込めて」

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 新しいギターを購入するたびに、新曲も生れた。どちらかと言えば「感情」をギターに乗せ・・・唄は、淡々と言葉を正確に発したい方だから、豊かな「感情」を持っている「ギター」がいい。
⑦:Headway HJ-908・・・1981年、凄いギターが倉敷に3本入荷との連絡が、楽器店より有って、弾いて見てそのパワーに驚き・・・⑤YAMAKIと⑥KAWASEを手放して資金を集め、購入した。LP「我古里」を製作。音楽舘で主に使用中ですが、レア物としてネットでも高評価されている。それでも弦を良く切って居た私なので、テレビ出演で3曲唄うそのために、楽器屋さんで引き比べてパワフルな音のYAMAKI(¥50000-/⑦-2)をサブとして購入した。
 ⑦HJ-908.jpg   ⑧elite_1868.jpg

⑧:OVATION ELITE 1868-1限定品・・・1991年、時代はエレアコ(マイク内臓)が主流に・・・立って唄う私には、マイクの位置を気にしなくて良いし、野外出演用に一本欲しくて、老舗メーカーOVATION(USA)「Cereblty」を、テレビ用に購入した⑦-2YAMAKIを売ってお試しに購入したが、エレキギターっぽい音とネックの弱さに、直ぐに手放した。後、1992年に楽器店より進められ「ルックス」「音」共に納得して、初ローンで購入(¥38万円、勿論、家族に内緒)。ローンが丁度終わった頃に、音楽舘のライブに出演していたバンドに貸したところ「ダイブ」されて、トップが割れた。修理には、¥16万円の修理代金と納期が3ヶ月と言われた(涙)。ダイブし、修理手配の報告をしてくれた彼の車(赤のアルト)のヘッドライトは、片目だった。以後、変な優しさで大切な楽器を他人に貸す事は、止めようと思った。

⑨:ASTURIAS(国産)Herringbone・・・1996年、「FISHMAN」のピック・アップが、後付されているが、生音マイク録りでも十分バランスが良くパワーも有る。OVATIONギターが壊れる少し前に、偶然売りたいと持参されたもの(中古)ですから、OVATIONの修理が上がるまでの代用として、購入した。前オーナーが、ギターインストもされる方だったので・・・常態は非常に良く、弾かれた方全てから高い評価を頂いた。
●インストをされる方が、T社のエレアコを購入されてすぐに持参された時の事。引き比べて、翌日返品されてASTURIASを注文されたと聞いて、驚いた。後日、そのギター(少し小ぶり)を持参されましたが・・・暫くして、その前オーナーから推奨された別のギターを購入されたようだ。
 ⑨asturias.gif   ⑩adamas.jpg
⑩:ADAMAS 1587-8 U.S.A・・・1997年、3ヶ月経っても修理が出来上がって来なくて、問い合わせると「もう、3ヶ月待って下さい!。待てない!なら代替品を!」と言われて、2機種より選択して入手。OVATIONの最高峰と言われるだけ有って「ADAMAS」は、弾き易くカーマン社長(元々ヘリコプターの防音素材会社で、その技術の逆応用でギターを製作)の夢が形になっていた(ちょっと老体には重いけど・・)。各弦の音量バランスもベストで、時折ガット弦のような温かさも感じさせてくれた。その昔は、定価¥80万円程だったから、普通には買えない物です。円高が進んだ現在でも定価¥50万円程だ。壊されてラッキーだったのか?・・・複雑な気持ちだった。野外ライブ等では、現在もメインで使用中!。グラスファイバーですから、木製のギターとは根本的に違います。アコギとして賛否両論有る中で、その表現力と安定感・・ステージに置いておくだけでも絵になる存在感と風格がお気に入りです。


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