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光を見られなかった子どもから

2020年08月05日 06:00

No.060
詩:浜田邦子(機関紙全信労より)
補詩/曲:八木たかし  Key=G
(1977/04) 昼休みも外出禁止と言う、悪条件の銀行(東京・芝信用金庫)に組合が出来た。会社の命令で管理職は、暴力で組合つぶしを行って来た。結果、暴行を受けた女子組合員のお腹の中の子どもが、流産した。その記事とこの詩を目にした時、激しい怒りと行き場の無い涙が止まらなかった。創作後、ファーストアルバムLP「風よ伝えて」に収録した。
※それから33年経った2010年8月18日。音楽舘の第③水曜日定例、飛び入り歓迎イベント「VAN VAN LIVE 321」に、その子の二歳年上のお兄ちゃんが突然の参加で唄われて驚いた。中学生の頃に、この弟とこの唄の事を母親から聞かされたそうだ。一年前からネットで、僕のHPを見つけ機会を伺っていたようだ。創ると言う事は、その先の未来にも責任を持つと言う事を感じた。そして、その責任とは、結局唄い続けることだけなのだと思った。

tanzyou.jpg
お母さん僕には聞こえたよ
頑張れと励ます
父さんと仲間たちの声が
あいつらの怒鳴り声も、聞こえたよ

お母さん僕は知っているよ
僕をかばってお腹に当てた
その手が震えていたのを
あいつらにこづかれて、ぼくも恐かった

友だちと遊びたかったな
呼んでる声が聞こえたよ
「オイ!チビ!ハヤクデテコイヨ!
オモテハ アカルイゾ!」
悔しいな僕、生まれたかったのに

お母さんあいつらを許さないで
僕と僕の仲間に明るい
光を見せなかったあいつらを
僕の仲間は、もうたくさんだ

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収録作品集、①(LP)   ④(歌集)

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