No.010
詩/曲：八木たかし　Key＝C
(1974/11)　サークルQの例会や淀川フォークソング連絡会議のラスト・ソングとして定着していた。輪唱のようなリフレインにそれぞれ今日の感想などを入れたり・・・ちょっと、感動的でした。

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初めて出会った　あなたと私が　過ごしたほんの
小さな時間　歌を唄って　手に手をとって
誓った明るい　明日を　サヨナラ　仲間たち
(サヨナラ　サヨナラ　サヨナラ　グッバイ)
サヨナラ　又会おうね　(サヨナラサヨナラ　又会おう)

忘れていたよ　信じることを　生きてることの
大きな力　歌を唄って　手に手をとって
進もう輝く　未来に　サヨナラ　仲間たち
(サヨナラ　サヨナラ　サヨナラ　グッバイ)
サヨナラ　又会おうね　(サヨナラサヨナラ　又会おう)

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No.013
詩/曲：八木たかし　Key=Ｇ
（1974/09）　「サークルＱ」の中で結成したＦＧ「裸電球と四畳半」は、構成メンバーが８人にもなり・・・発展的解散を計り、３組のＦＧを結成。そのひとつが「貨物列車」でした。女性Ｖｏ３人を加えた６人編成でした。そのグループのテーマ曲として創作。その時の３組が中心に「淀川フォーク・ソング・連絡会議」を発足。

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昨日見つけた幸せに　別れを告げて行く
僕らの目指す世の中は　あの山の向こうに
やがて夜明けの光の中に　仲間の姿が見えるだろう

貨物列車に飛び乗って　さあ君も行こう
僕らの目指す世の中は　あの山の向こうに
やがて夜明けの光の中に仲間の歌が聞こえるだろう


収録作品集、④（歌集）

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No.023
詩/曲　八木たかし　Key=Cm
（1975/04）　知り合いの保母さんが「腱鞘炎」と言う病気で苦しんでいた。同じ病気の保母さんたちが、労災認定に立ち上がった。そのグループで唄った。包丁も持てないから料理も出来無い。子供が好きで選んだ仕事も続けられない！。何故こんな事に・・・その矛盾が、この唄を創らせた。

　(７８)　1979～LP/風よ伝えて

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丁度二年前　古里離れ
初めての街で　初めての仕事
子どもが好きやから　保母さんになった
子どもが好きやから　保母さんになった

うちは元気やと　古里の母ちゃんに
初めての手紙を　書いてた時に
ペンを持つ手が　痺れてきたんや

だんだん重くなる　子どもの笑顔
腱鞘炎と　聞いた時に
初めての涙が　こぼれて落ちた

大好きな子どもも　ハンドバックも持たれへん
こわされた青春　奪われた自由
子どもが好きやから　保母さんになった
子どもが好きやから　我慢もしてきた

ミニやパンタロン　マキシーもはきたい
恋人も欲しいし　デートもしたいけど
うちのような人を　出さんようにせな

今日もどこかで　涙流して
仕事も奪われ　身体も奪われ
我慢したらあかん　子供が好きやから
子どもが好きやから　なくさなあかん

　
収録作品集、①（ＬＰ）　　　④（歌集）

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No.024
詩：岡崎泰道
曲：八木たかし　Key＝Em
(1975/05)　四畳半のメンバーで、岡山出身の岡崎くんの詩に作曲。編曲は、四畳半のBass寺井清宣(長崎出身)くんでした。

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加茂の流れを　見つめてた君は　澄み切った加茂の
流れる水に　そっと触れて　見たいと言った

小鳥のさえずる　細い小道で　深い緑の
静けさの中で　これが私たちねと　呟いた

黒い雲は　いつしか消えて　二人に注ぐ
明るい日差し　そっと見つめ合って　微笑む

小鳥のさえずる　細い小道で　深い緑の
静けさの中で　これが私たちねと　呟いた

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No.　　タイトル　　（原作詩者）

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０２６　ぼくの古里
０２７　パパ教えてよ
０２８　おやじの唄 (02)
０２９　やっと、二人は
０３０　時代は変わった
０３１　レンゲ畑　（山田恵子）
０３２　雨　の　日　に　（岡崎泰道）
０３３　この青空の下に
０３４　知らない街に来て
０３５　若者たちの子守唄

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０３６　毎日毎日少しずつ　（友野純子）
０３７　たいよう　 （友野純子）
０３８　たとへ君が
０３９　波　　紋
０４０　山　男　の　唄（不詳）
０４１　私はみの虫
０４２　もしそうだとしたら
０４３　一人の部屋
０４４　たったひとつの唄
1976年
０４５　約　　束
０４６　私は生きている
０４７　カモメよ
０４８　ボ　　ク　（友野純子）
０４９　人はみんな強いはず　（加賀屋正子）・
０５０　春　夏　秋　冬　（小林裕史）

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No.028
詩/曲：八木たかし　　Key=Em
（1975/06）　私の父は、癌で他界(享年68歳)。父が20歳の時に終戦。戦争と言う時代の中で青春を過ごした父から見れば、今の時代は、どう見えるのだろう！。父が、NHK｢のど自慢｣に出場した時の、私を背負って唄う写真が残されている。私が、おやじになった時に創作。ある意味私の原点となる作品なのかも知れない。大阪時代に、NHK｢若いこだま｣に出演の期を得唄った。

　(0２)　1979～LP/風よ伝えて

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俺のおやじは唄が好きで　自慢そうに聞かせてくれた
俺のおやじは唄が好きで　自慢そうに俺に話すんだ

戦争の中で過ごした青春を　唄うおやじのその唄は
やけに悲しく聞こえるけれど　何処か似ている俺の唄と

俺のおやじは唄が好きで　自慢そうに聞かせてくれた
俺のおやじは唄が好きで　自慢そうに俺に話すんだ

戦争は終わり忘れられたが　今もおやじの唄の中に
いつか平和な自由の日々を　願って死んだ友の姿が

戦争は嫌だと言えないままに　きっとおやじは願ってた
そっと目を閉じ首振りながら　唄う姿が俺に唄えと

俺のおやじは唄が好きで　自慢そうに聞かせてくれた
俺のおやじは唄が好きで　自慢そうに俺に話すんだ


　2022/05/16、公開　(７２)


(186)1986～倉敷国際ホテル/ライブ

　　
収録作品集、①（ＬＰ）　④（歌集）　⑤（ＴＡＰＥ）

⑪（ＣＤ）

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No.029
詩/曲：八木たかし　Key＝F#m
(1975/06)　｢私たちは、結婚します｣。嬉しい手紙が届いた。出会いから育んだ愛の日々が克明に書かれていた。決して順調では無かった｢結婚｣への道は、それだけ「大きな喜び」に変わっていた。二人のためだけに、この歌を書いた。

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秋の枯葉に　別れを告げて　やっと二人は　めぐり逢う
人間らしく　生きたいと　光を探して　歩いたね

時を忘れて　話した夜に　やっと二人は　愛を知る
月を眺めて　寝転んで　微笑み浮かべた　淀川に

小雨降る夜　心を開き　やっと二人は　結ばれた
明日の世界が　あなたと共に　平和で美しく輝くように

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No.031
詩：山田恵子
曲：八木たかし　　Key＝Em
(1975/07)　山田恵子さん：この作品を書いた二年後には、大阪から古里｢鳥取｣に帰られた。きっと、この詩を書かれた時に、心はもう古里の｢レンゲ畑｣の中に居たのだろう！。

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レンゲ畑の中を　いつも　はしゃぎ回った
幼い頃を　今でも　覚えています
貨物列車の白い煙が　青い空にポッカリ浮かんだ

レンゲ畑の中で　首飾りを　作った
幼い頃を　今でも　覚えています
紋白蝶と蜜蜂が　ささやきながら　あぜ道飛ぶのを

もう　あの頃の　レンゲ畑は
もう　あの頃の　レンゲ畑は　見えません

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No.037
詩：友野純子
曲：八木たかし　Key＝G
（1975/10）　淀川フォークソング連絡会議時代のメンバーで、他にも白血病の子供がテーマの「ボク」Ｎｏ．048（1976/2）や「毎日　毎日　少しずつ」Ｎｏ．036（1975/9）や「魔法使いのおばあさん」等の共作がある。母子家庭で育った彼女の言葉は、どこか優しく　どこか力強い。

　(６６)　1979～LP/風よ伝えて

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春の太陽は　ポッカポカ　広い野原に　咲く花の
日向ぼっこの　お手伝い

夏の太陽は　ギンギラギン　まるで怒って　いるように
空の果てまで　焼き尽くす

秋の太陽は　喰いしんぼ　梨の実柿の実　栗の実と
みんなながめて　日本晴れ

冬の太陽は　いじめっこ　時々お空で　かくれんぼ
いつまで経っても　出てこない

いつも太陽は　ひとりもの　なのにいつも　笑ってる
いつでも　どこかで　笑ってる

いつでも　どこかで　笑ってる

　
収録作品集、①（ＬＰ）　　④（歌集）

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No.036
詩：友野純子
曲：八木たかし　Key＝D
(1975/09)

（絵：amatｓubame）

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毎日　毎日　少しずつ　愛を　溜めて行くのです

あなたの　大きな　手の平が　私の愛で

いっぱいに　なるように


毎日　毎日　少しずつ　愛を　溜めて行くのです

私と　あなたが　育った街が　二人の愛で

いっぱいに　なるように


収録作品集、④（歌集）

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